社会人アカデミーとは

ミッション

“グローバル化が進む世界、少子高齢化が進む日本において、学校教育法に基づく教育課程を経た社会人の方々を再度育成し、日本社会の質を向上させる” 東京科学大学社会人アカデミーは、この観点に基づき、社会人の方々が業務・学識の「理解を深める」「幅を拡げる」ための講座・プログラムを考案し、提供しています。
  • 専門を追求しつつ幅広い視点で物事を考えられる社会人を育成すべく、大学組織ならではの学問・研究ノウハウを活用するとともに、府省庁・一般企業などからも講師を招き、研究・調査ノウハウを取り入れています。
  • 講座・プログラムは、東京科学大学が最も得意とする「技術」を学ぶものから、技術の知識を以て活きる「マネジメント」、さらにはマネジメントを行うに当たって必要となる法律・倫理といった「社会」を学ぶものまで実施しています。

(東京工業大学のパンフレットです。東京科学大学のパンフレットは準備中です。)

本学での位置付け

社会人アカデミーの開講する講座・プログラムの半分は、本学に所属する教員の協力のもとに運営されています。 例えば、製造中核人材育成講座は物質理工学院が、キャリアアップMOTプログラムは環境・社会理工学院が中心となって運営しています。 その他の講座・プログラムにおいても、主として本学の教員および名誉教授が中心となり、社会人アカデミーで運営を行っています。

アカデミー長あいさつ

東京科学大学社会人アカデミーは、1899年(明治32年)に設立された日本で最初の官立の夜間学校である「工業補習学校」を前身とする歴史ある部局であり、大学等を卒業してから、社会の第一線で活躍してきた方々に、学びの機会を提供することを、その使命としております。東京工業大学の各部局で行われてきた社会人教育プログラムを統括して2009年に「社会人教育院」が発足し、2016年には「社会人アカデミー」と改名、そして2024年に東京工業大学と東京医科歯科大学の統合で誕生した新大学「東京科学大学(Science Tokyo)」のもとで、「東京科学大学社会人アカデミー」として再出発しました。
人生100年時代を充実して過ごすには、ライフとワークを連動させることが大切です。ライフを自分のための活動、ワークを他人のための活動と定義すると、これまでの標準的な人生設計は、子ども・若者でのライフ重視期、就職してからのワーク重視期を経て、退職後にまたライフ重視期に戻る、という切り分け型のものでした。 しかしながら、この変化の激しい時代は、就職後も新たな知識を獲得し続けることを要請しており、高齢社会となった日本は国民に生涯現役を求めています。ライフ(自己究明・自己成長)で培った能力を社会で発揮すること、そしてワーク(他者救済・社会参画)で得たつながりをいかして幸せに生きること、が賢明な道だと思えます。
東京科学大学社会人アカデミーは、大学の様々な知を活用したプログラムを実施することで、学び続ける意志を持った方々に高質の学びの機会を提供してまいります。

東京科学大学 社会人アカデミー
アカデミー長  妹尾 大

アクセス

東京科学大学 社会人アカデミー事務室 〒108-0023 東京都港区芝浦3-3-6 キャンパス・イノベーションセンター 809室 (JR山手線・田町駅 芝浦口徒歩1分)

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