社会人アカデミーでは、学術的な知を広く社会と共有するための各種イベントを主催しています。
金崎 朝子(情報理工学院 情報工学系 准教授)
講師略歴:
2013年 3月: 東京大学 大学院博士課程修了(情報理工学)
2013年 4月: 東芝研究開発センター 正規職員
2013年12月: 東京大学 大学院情報理工学系研究科 助教
2016年 4月: 産業技術総合研究所 人工知能研究センター研究員
2020年 4月: 東京工業大学 情報理工学院 情報工学系 准教授
講演概要: 『ロボットの機械学習 ~認識から行動へ~』
実環境で動作するロボットのシステムを構築するためには、実環境を認識すること、および認識結果に基づいて最適な行動を決定するためのポリシーを獲得することが必要です。本講演では、三次元物体認識、ロボットマニピュレーション、マルチエージェント協調行動学習、そしてEmbodied AI分野における金崎研究室の最近の取り組みを紹介します。
吉岡 耕太郎(脳神経病態学分野 特任講師)
講師略歴:
2007年 3月: 東京医科歯科大学 医学部 医学科卒業
東京医科歯科大学 医学研究科 脳神経病態学分野 博士課程修了 博士(医学)
2020年 7月: 東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科 医歯学系専攻 認知行動医学講座 脳神経病態学 助教
2022年 4月: 東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科 医歯学系専攻 認知行動医学講座 脳神経病態学 特任助教
2024年 4月: 東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科 医歯学系専攻 認知行動医学講座 脳神経病態学 特任講師(イノベーション第2期プロモーター教員兼務)
講演概要: 『RNAを操る薬、核酸医薬で難病に挑む』
新型コロナウイルスに対して初めて実用化されたワクチンである「mRNA」ワクチンの登場により、一躍注目を浴びたRNA。この核酸物質であるRNAを、人工合成した核酸物質そのもの自身で制御することを目指した次世代の薬である核酸医薬の開発について世界中で競争が激化しています。この核酸医薬の大きな特徴は非常に高い有効性と開発の迅速性を両立することが可能な点で、特に難病治療への応用が注目されています。そこで、本講演で核酸医薬の強みと限界を御説明するとともに、その限界を克服するために本研究室で開発した新しい核酸医薬技術を紹介します。
※これまで実施した講演会です。各画像をクリックするとチラシ(PDF)が別ウィンドウで開きます。
>> その他「国民との科学・技術対話」は、平成26年3月に終了しました。